東北保健医療専門学校は理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、介護福祉士、医療事務をめざす医療・福祉の専門学校です。
仙台駅から徒歩5分の好立地にあります。
理学療法科
Physical Therapy Dept.
臨床機能を高め
即戦力として活躍する
理学療法士をめざす
「社会人・医療人として必要な態度と礼節を身につけ行動ができる」「理学療法士として生涯にわたり活躍するための基盤となる資質・知識・技術を構築する」の2点を重点目標とし、早期からの臨床実習と講義を組み合わせた充実のカリキュラムで、即戦力として活躍できる理学療法士を養成します。
本校の理学療法科は最短の3年で国家試験を受験することができます。短期間に集中して学び、理学療法士の資格を取得するため、4年制の学科と比べて、より早く業界で活躍することが可能です。
どんな状況にあっても、オンラインとリアルでのハイブリットな環境で学びを続けられます。また、専任教員以外にも各専門分野のエキスパートが講師となり、最新かつ中核的な医療を学ぶことができます。
常に業界の最新動向を確認し、進化を続ける医療現場に対応するための環境整備を行っています。2020・21年度は30種類もの専用機器を導入・更新し、実践的な学びへと活かしています。
理学療法士
(卒業と同時に受験資格取得)
ケガや病気などで身体に障がいのある方や将来的にそれらが予測される方に対し、基本的動作能力の回復や維持、障がいの悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるように支援するための専門職です。
医療人となるための基礎を身につける
医療人の基礎知識として心理学・社会福祉学・救急救命医学を、理学療法士の基礎知識として解剖学・生理学・運動学・病理学・理学療法評価学などを学びます。1週間の見学実習を実施し、理学療法士という職種を早い時期からイメージできるようにします。
理学療法の専門的な知識・技術を身につける
整形外科学・骨関節障害理学療法・脳血管障害理学療法治療など、より専門的な科目を学びます。後期には病院や施設などでの臨床実習(4週間)を通して臨床実習指導者の監督・指導のもと、情報収集や検査測定の理学療法を体験し、理学療法の役割を学びます。
理学療法を実践する総合力を身につける
より具体的な実践内容として、各種理学療法・薬理学などを学びます。また、7週間の臨床実習を2回行い、実践的技術・技能を修得します。さらに、国家試験に向けて対策演習を行います。
患者様の持つ症状や障がいを把握して情報を分析し治療方針を立案・実施、その治療経過を確認し患者様の将来を予測する過程を「理学療法評価」と言います。理学療法評価学Ⅱで学ぶ技能は、すべての理学療法士がマスターしなければならない基本的かつ重要な検査方法で、骨格関節筋系の代表的な測定法である、関節可動域測定及び徒手筋力検査法について学びます。
1年次例 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 09:00~10:30 | キャリアデザイン | 生理学Ⅰ | 栄養学Ⅰ | 臨床心理学 | 病理学 |
2 | 10:45~12:15 | 教育学 | スポーツ学Ⅰ | 理学療法概論 | 人間関係論 | 運動学Ⅰ |
昼休憩 12:15~13:15 | ||||||
3 | 13:15~14:45 | 心理学 | 社会福祉学 | 人間発達 | 解剖学Ⅰ | 工学 |
4 | 15:00~16:30 | 論理学 | 体表解剖学実習 | 理学療法評価学Ⅰ | リハビリテーション概論 | |
5 | 16:45~17:30 | 理学療法特論Ⅰ |
※タイムテーブルは一部変更となる場合があります。
現場で活躍している理学療法士の仕事を間近で見学し、業務内容や多職種でのチーム活動について学びます。患者様との接し方や、医療人としての基本的なマナーを身につけます。
病院や介護老人保健施設などで、理学療法士の指導・助言を受けながら、理学療法を受ける患者様の情報収集や検査・測定(関節の動く範囲や筋力の測定など)を行います。
病院や介護老人保健施設などで、理学療法士の指導・助言を受けながら、理学療法を受ける患者様の評価を行い、治療計画を立てる経験をします。
病院や介護老人保健施設などで、理学療法士の指導・助言を受けながら、立てた治療計画に基づき理学療法を実施し、その効果判定や治療計画の変更などを経験します。
国家試験対策授業「理学療法特論(Ⅰ~Ⅲ)」にて、その年の学生の状況に応じた対策を学年ごとに行っていきます。
国家試験問題のアプリを導入。学生はいつでもどこでも問題を解くことができ、さらに教員は各学生がどのくらい問題を解いているか把握できます。
模擬試験や定期試験の結果を踏まえ、個別学習やグループ学習を行います。
実習前に国家試験問題を集中的に解き、臨床で求められる最低限の知識を確認。そして実習後の経験を踏まえ、全国模試を受験し、知識の定着の確認をします。
中島 明香さん
栃木県
宇都宮中央女子高校出身
理学療法士をめざそうと思ったのは、陸上競技部時代の怪我がきっかけです。困難な状況で学び考えたことを、もっと磨きたいと思うようになりました。本校には魅力的な先生がたくさんおり、私たちの質問に対し、快く丁寧に応じてくださいます。また、臨床経験豊富な先生方のお話によって自分のめざす理学療法士像が鮮明になり、モチベーションにもつながっています。患者様にとってのオンリーワンの存在、また、スポーツの場面でも貢献できるように、学び続ける姿勢を持ち続けたいです。
07:00 | 08:30 | 09:00 | 12:15 | 13:15 | 16:30 | 17:00 | 20:00 | 21:00 | 22:00 | 25:00 | |||
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起床 身じ たく |
登校 | 授業 | 昼休み | 授業 | 帰宅 | 自由 時間 |
夕食 | 入浴 | 勉強 | 就寝 |
井澤 真一先生
私は理学療法士として患者様の想いに寄り添うということを大切にしていました。それは教員になった今も変わりません。学生の皆さん一人ひとりの想いに寄り添いながら学習をサポートしていきたいと考えています。3年間で知識・技術を修得することはもちろん、社会性を身につけ人間性を磨くなど、本学科で学んでいくことは多岐にわたります。行動力を兼ね備え、信頼される理学療法士をめざして一緒に頑張りましょう。
2019年度~2021年度
病院
診療所
医療福祉関連企業
介護老人保健施設
障がい者支援施設
デイサービス
理学療法士
佐藤 真侑さん
2019年3月卒業
私は現在、整形外科疾患をはじめ、心疾患や脳卒中、呼吸器、廃用症候群などで入院や通院されている患者様一人ひとりに合わせた理学療法を提供しております。言葉が話せない患者様の気持ちを引き出すことは大変ですが、寝たきりの患者様が、車椅子に乗れたり歩けたりと生活範囲を広げられた時にやりがいを感じます。人と関わる医療職には、自分の行動を客観的に捉える「メタ認知」が大切だと恩師に教わりました。この教えを守り、自分の言動を振り返るように心掛けています。在学生の皆さん、"分からない"に立ち向かうことが大事です。全力で力を貸して下さる先生方にたくさん質問して、"分かる"を増やしていってください!