東北保健医療専門学校は理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、介護福祉士、医療事務をめざす医療・福祉の専門学校です。
仙台駅から徒歩5分の好立地にあります。
作業療法科
Occupational Therapy Dept.
最短の3年制で社会人としての態度を身につけるため、学内の日々の取り組みとして、作業療法学生としての適切な行動をし、また、国家試験に合格する水準の知識・技術を習得するために自ら行動できる人材育成をめざします。
人々の健康と幸福を促進するために、医療・保健・福祉・教育・職業などの領域で行われる作業(目的や価値を持つ生活行為)に焦点を当てた医療・指導・援助を行う、リハビリテーションの専門職です。主に4つの領域(身体障がい・精神障がい・発達障がい・高齢期)に分かれ活躍しています。
本校の作業療法科は最短の3年で国家試験を受験することができます。短期間に集中して学び、作業療法士の資格を取得するため、4年制の学校と比べて、より早く現場で活躍することが可能です。
1年前期(9月)から、さまざまな医療・福祉の現場での臨床教育を体験するなかで、自己認識を促します。専門性のみならず、医療人としての幅広い視野を持つための学内演習やコミュニケーション技能を高めるための演習を行い、臨床実習に繋げます。
専門科目においては講義のみならず演習の時間を設け、自ら考え実践すること学びます。また、臨床実習前に客観的臨床能力試験(OSCE)を行い、総合的知識及び基本的技能・態度を備えていることを確認し、臨床実習における自身の行動目標を明確にします。
運動や感覚・知覚、心理や精神・認知などの心身機能の向上をめざす
地域活動への参加、就労・就学のための訓練や指導
食事や排泄などの身辺動作や、家事動作など日常生活で必要な活動を行えるようにする
福祉用具の選び方や使い方の指導、住宅改修などの提案
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | ||
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国家試験 対策授業 |
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過去問 演習 |
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模擬試験 |
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国家試験 対策授業 |
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過去問 演習 |
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模擬試験 |
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国家試験 対策授業 |
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過去問演習 | ||||||||||||
模擬試験 |
作業療法分野における測定・評価方法を正しく理解し、実施できることを目標とします。また、患者さんに接する際の礼節や立ち位置の構えなども見学・模倣・実施と段階づけて学びます。
作業療法士の倫理綱領の内容を理解し、医療専門職としてとるべき行動のあり方を考察できるようにします。また、リハビリテーションにおける管理・運営実践を正しく理解し、キャリアデザイン構築のための情報収集についても学習します。
自己のコミュニケーション特性が他者に与える影響について認識した上で修正点を考察し、行動変容が行えるようにします。また、患者さんと双方向の会話ができ、必要な情報を引き出せるようにします。
宮城県作業療法士会事業部の先生方のご支援により外部専門家をお招きし、学会形式で発表を行います。同級生・学内教員ばかりでなく、外部専門家の先生方に、臨床的思考性を学ばせていただく大変貴重な機会となります。
ポートフォリオなどの学習方法を提示することで、課題・スケジュール管理を促す
作業療法特論Ⅰにて生物学の基礎を学習し、基礎3科目(解剖学・生理学・運動学)をフォロー
作業療法特論Ⅱでの基礎3科目の復習を中心とし、外部模試も取り入れ基礎学力を高める
作業療法特論Ⅲにて、基礎3科目と 専門科目(疾患・評価・治療)を 繋げた学習と理解を促す
1年次例 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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1 09:00~10:30 |
病理学 | 医学英語 | 解剖学Ⅰ | 心理学 | 人間発達学 |
2 10:45~12:15 |
運動学 | 社会行動学 | リハビリテーション概論 | 栄養学 | 一般臨床医学 |
昼休憩 12:15~13:15 | |||||
3 13:15~14:45 |
論理学 | 日常生活活動実習Ⅰ | 作業療法概論 | 工学 | |
4 15:00~16:30 |
基礎作業学概論 | 生理学Ⅰ | スポーツ学 | 触診技術実習 | |
5 16:45~17:30 |
HR |
対象者さんに関わる上で、見学・模倣・実施と段階づけた介入をさせていただきました。担当の先生方には、コミュニケーションの取り方や作業を評価する際のポイントなどを丁寧に教えていただき、臨床の場でしか感じられない大変さと楽しさを勉強することができました。就職後は、私なりの作業療法が行えるように「自分色」を大切にしていきたいと思います。その為には、常に目標を持ち、学び続けることを忘れず、挑戦していきたいと思います。
明るく優しい先生方で、分からないことがあれば丁寧に教えてくださります。また、臨床経験の長い先生ばかりなので、経験談を織り交ぜながらご指導していただいています。
1,493名
64.9倍
現在は、脳卒中や神経難病、内科慢性疾患の患者さんを中心にリハビリを提供しています。他にはカルテ入力、計画書やカンファレンス資料の作成、家屋調査などを行っています。対人援助職である私たちには『会話』が何よりも大切な武器になりますが、学生時代に学んだ、話の引き出し方や表情管理、共感の姿勢などのコミュニケーションの技術が活かされています。これからも、患者さん一人ひとりの生活を考え、できるようになりたいこと、挑戦したいことを探りながら、一緒に決めた目標に向かって、楽しくリハビリができるように取り組んでいきたいです!
2023年3月卒業|宮城県/柴田高校出身